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悩みが深ければ、検索も深くなる治療院、整体整骨院のロングテールSEO対策

治療院や整骨院、整体院のホームぺージ集客で、一番手っ取り早いのが、google、yahoo、インスタグラムなどの
リスティングPPC(クリック単価)の広告に出すことだ。これらは別名PPC(クリック単価)広告ともいわれている。
ワンクリック単価で支払う方式だが月当たり10万円くらいの予算は必要だ。
現実問題として開業したばかりの場合、月10万円も予算が出ない場合も多いと思う。
そのような状況では、ホームページでのSEO対策が最適な解決策となります。

特に治療院や整体整骨院におすすめの戦略は、ブログやホームページに症例集を掲載することです。弊社も含め、最近のホームページではたいていがWordPressなどのcmsをを使用しており、最近のホームページには投稿機能が標準装備されています。これにより、整体院や整骨院のオーナーが自分でSEO対策を行いやすくなっています。

「駅名+整骨院」といったキーワードが整骨院にとって最も効果的だとされていますが、ユーザーは様々なキーワードで検索を行います。特に具体的な悩みを持つユーザーは、自分の体の症状を直接検索エンジンに入力して、適切な治療院や整骨院を探すことが多いです。例えば、「腰右側の痛み」「腰を右に捩じると痛い」といった特定の症状で悩むユーザーは、それらのキーワードを使って検索し、自分の問題を解決できそうなページをクリックします。

ブログにこれまで解決してきた症例をコツコツと掲載し、ページを増やしていけば、特定の症状を検索する患者がページを見つけやすくなります。ユーザーが自分と似た症例が掲載されているページを見つけると、ほぼ間違いなく興味を持って読むでしょう。

ロングテール型SEO対策

ロングテールSEO対策は、特定の症状や症例を具体的に言語化したキーワードをターゲットにします。これらのキーワードは、「駅名+整骨院」のような一般的なキーワードに比べて検索頻度は低いかもしれません。月に一度、あるいは年に一度の検索しかないかもしれません。しかし、このようなニッチなキーワードを狙ったロングテール型SEO対策は、症例集のページを地道に増やすことで徐々にページ全体のアクセス数を増加させる効果があります。さらに、提供するコンテンツが読者から高い評価を受け、エンゲージメント率が高まると、Googleからの評価も向上し、結果としてページ全体の検索順位を引き上げる可能性があります。

ただし、このような効果を実感するには即効性を期待することはできません。効果が現れるまでには1年から2年かかることもあり、ブログ投稿の初期段階では目に見える効果が出ないことが一般的です。時には、忘れた頃に成果が現れることもあります。このため、ロングテールSEO対策は忍耐を要する長期戦略であると言えます。地道な努力と持続的なコンテンツ提供が、最終的に大きな成果につながるのです。

悩みが深ければ、検索も深くなる 治療院SEO対策にロングテールが有効なわけ

治療院や整体院、整骨院のSEO対策で、なぜ症例に特化したSEO対策が重要かというと、「悩みが深ければ、検索も深くなる」という傾向にあります。例えば、東京都大塚の郵便番号を検索する際、ほとんどのユーザーは1ページ目の情報で満足します。その理由は、最初に表示されるページで必要な情報が得られるからです。しかし、もしも重大な健康問題、例えば「ガン治療」を検索するとしたら、多くの人は1ページ目だけで満足せず、2ページ目や3ページ目まで、より多くの情報を求めて深く検索するでしょう。悩みが深ければ深いほど、ユーザーはより多くの情報を求め、検索範囲を広げます。
特に慢性的な腰痛や股関節痛、膝痛に悩む患者さんを思い浮かべてみてください。深刻な悩みを抱え、将来自分が歩けなくなるかもしれないという不安を持つ人は少なくありません。そういった人々は、自分の問題を解決できる治療院や整体院、整骨院を見つけるために、悩みが深ければ深いほど、多岐にわたるキーワードで検索を行います。

症例をどのように投稿するかについてですが、タイトルには患者さんが困っていた症状を具体的に含めることが重要です。例えば、「左股関節が痛く、動かす度にポキポキ音がしていたが、すっきり解消」というようにします。CMSの投稿ツールでは、タイトルがホームページHTMLのh1やh2の見出しタグとして使用されることが多いです。このように患者の症状を見出しに含めることで、検索エンジンに内容をより良く理解させることができます。

ビフォーアフターの写真の掲載も重要な要素です。画像があると信憑性が高まります。また、投稿の文字数は最低でも3000文字以上にすることを推奨します。ブログ投稿では簡潔に終わらせがちですが、詳細な説明や経過をできるだけ詳しく書くことをおすすめします。具体的に説明すれば、3000文字以上になることは容易です。これは、最近では内容が薄いページはGoogleの検索エンジンにインデックスされにくいためです。つまり、検索結果に表示されなくなるのと同じ状況になります。

コンテンツ例

ビフォーアフター写真の掲載が有効です。以下の点に注意して記載してください:
– 患者の症状の具体的な説明
– 症状の原因について。例えば「股関節痛 原因」などと検索する人がいるため、その原因を詳しく説明します。
– その原因に対してどのような施術を行ったか、施術の内容を詳述
– 施術回数とその効果について
– 患者さんのコメントや感想
このようにコンテンツを充実させることで、検索エンジンによる評価の向上だけでなく、患者さんの信頼も得やすくなります。

SEO対策のヒントは患者の言葉にあり

ここまで読み進めてきて、SEO対策の重要なポイントに気づかれたでしょうか?それは、SEO対策のヒントが患者の言葉にあるということです。患者さんから症状を聞く際、どのような症状であるかを詳しくヒアリングすると思いますが、その際に患者さんが使う言葉をメモしておくことが重要です。
例えば、「歩くと股関節の奥が痛い」「屈伸すると股関節がポキポキと音がする」「足を開いて腰を右に捩じると鼠径部が痛い」「肩がかちんかちんと固まっている感じがする」など、患者さんは自分の症状を説明するために様々な表現を使います。これらの表現を記録しておき、ブログ投稿に活用することをお勧めします。なぜなら、患者さんが実際に使った言葉をGoogleなどの検索エンジンに入力している可能性が高いからです。また、同じような症状を持つ人も少なからず存在します。

このように、患者さんの言葉に注意を払い、それらをコンテンツ制作に活かすことで、より多くの患者さんが抱える問題に対応し、検索エンジンでの見つけやすさを向上させることができます。

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